2024年度管弦楽部定期演奏会
3月30日、本校聖堂で第22回管弦楽部定期演奏会を行いました。
例年は第1体育館で行っている管弦楽部定期演奏会ですが、今回は聖堂での実施となりました。これまでの熱量を継承しつつ、一味違う迫力がありました。客席は保護者の皆さんをはじめ、部員の同級生の生徒たち、さらには小学生など、多くの方でに際っていました。
またOGやエキストラなどを参加した大規模な編成でした。演奏会は3部構成で、第1部は現役部員、第2部はOG・エキストラの方々、そして第3部はフルオーケストラによる演奏という形をとりました。客席には保護者の皆さんをはじめ、部員の同級生の生徒たち、さらには小学生など、多くの方がいらしていました。
第1部は、演奏会の幕開けに相応しいシンフォニーから始まりました。そして映画音楽を中心に5曲を演奏しました。曲によってボーカルやバイオリン、クラリネット、フルートやチェロなどのソロパートを設けるなど、演奏の見せ方にも工夫を凝らしていました。
第1部は、今回、コロナ禍によって定期演奏会ができなかった2021年3月卒のOGの発案によって実現したものです。学窓を離れてから楽器に触れることのなかったOGたちもいたとのことですが、モーツァルト『魔笛』、ベートーヴェン交響曲第7番など、OGたちにとって馴染みの深い曲を丁寧に演奏していました。現役部員たちも熱心に聴いている様子でした。
そして第3部は、現役部員とOG、エキストラのすべての力を合わせ、アンコールを含めて4曲を演奏しました。バレエ、映画、舞台などさまざまなジャンルの曲でしたが、それぞれの曲のもつ思いやメッセージを音に乗せて、豊かに表現していました。
2時間にわたる長い演奏会でしたが、終始、演奏することの楽しさが音色のなかから溢れ出てくるような素晴らしい会となりました。そして年明けから今日までの長きにわたり準備に携わった方々、お疲れ様でした。