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《教室寸景》(中2・国語)「おすすめ○○のはがき」

 中学2年生の国語では、冬休みの課題として「おすすめ○○のはがき」に取り組みました。

 提出方法は「ポストに投函して、学校に郵送」というもの。郵便番号や宛名を書くことが、この課題のはじめの一歩となります。

 そして裏面では、標題のとおり、自分のおすすめのジャンルについて紹介しました。文字による説明だけではなく、イラストやレタリングを活用して、自分の「推し」が何であるかを各自が熱心に説明しました。今回取り上げられていたジャンルは、アニメ、映画、曲、漫画、本、料理など、多岐にわたります。

 なかには、食べる手順や温度まで詳述した「おすすめのいちごの食べ方」、実際の経験にもとづく「おすすめ気分別アプリ」、そしてレシピ付きで郷土料理「だまこ鍋」を紹介するハガキなど、ユニークなものもありました。

 ひとりひとりの紹介文は、まさに「ハガキ職人」の名を冠するに相応しい力作でした。

 ハガキという限られたスペースのなかで何を伝えるか、ポイントを絞りながら思いを綴る経験は、日常生活では少なくなりました。しかし相手に本当に伝えたいことを考える努力を重ねるうちに、自分のみならず相手の考え方も見えてくるように思います。今後の学習に役立てていくことができるとよいですね。