《教室寸景》(中2・音楽)「音楽は聖堂3階パイプオルガン前集合!」
普段の音楽の授業は音楽室で行いますが、パイプオルガンの授業のときには、普段入ることのない聖堂3階の楽廊が「教室」になります。
授業時には、教員自らパイプオルガンを演奏して、音はもちろんのこと、仕組みについて講義します。記憶媒体ではなく実際の音を聞き、姿を見ながら学べるのは、贅沢な学びのひとときといえるでしょう。
このパイプオルガンは、1994年の聖堂竣工時に、ドイツから輸入したものです。とても大きいため、部材ごとに輸入し、やはりドイツから職人の方をお招きして組み立てました。正面部分に格子戸のような意匠があるなど、和洋折衷のつくりになっています。
入学式やマリア祭、クリスマス・ミサなどの際には、堂内に素晴らしい音色が響き渡ります。