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第3回Olive Projectが本校で開催されました

 1月7日(火)に本校カタリナホールにて、「第3回Olive Project〜地球を担って貰える生徒の育成プロジェクト〜」が開催されました。

 この活動は東京都市大学付属中学校・高等学校の生徒を中心に、「学生としてSDGsに関わる機会を作る」「未来の地球を担えるような人材育成」を目指すものです。本校も同じ東京都私立中高協会第8支部に加盟していることから、これまでも生徒会役員を中心に活動に参加してきました。

 そして今回は本校を会場として勉強会・アクティビティが行われ、都市大付属中高の生徒や本校生徒を中心に約20名の中学生・高校生が参加しました。

 勉強会では、はじめにSDGsの各目標について、グループごとに現状と課題などを調べ、ポスターにまとめました。そして身近なところにそれらがどのように関連しているか、新聞記事を読んで分析を行うアクティビティに取り組みました。その後、各グループの分析を周覧しつつ、それぞれの考えを付箋に記して模造紙に貼っていきました。

 企画立案に携わった生徒たちは、楽しみながらも参加者ひとりひとりが自分ごととしてどのように問題を捉えることができるか、工夫しながら進行に努めていました。

 最後に「問題の原因を探っていくということが、SDGsの実現だけでなく普段の生活をよりよいものにしていくことにも繋がる」という提言が主催者である都市大付属の生徒から示され、閉会となりました。13時半から4時間にわたる長丁場でした(写真のように、閉会時には日も暮れていました)が、参加者の皆さんはつねに熱心に課題を考えつつ、同世代の生徒たちと闊達に意見を交わしていました。

 表面的な対症療法に終始することなく、問題の核心にいかに迫ることができるか、そしてそもそも何が問題であるかということを見出していく努力こそが、SDGsの実現を土台によりよい社会を実現するための方策であるということを実感する機会となったように思います。