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2024年10月聖堂朝礼

 10月4日に聖堂朝礼を行いました。

 中高では10月1日に衣替えとなりましたが、以前ならば「季節外れ」だった暑さがまだ続いていることから、生徒たちはブレザーなしの略装にて朝礼に臨みました。

 朝礼は宗教委員を務める高校2年生の司会にて進行しました。聖書朗読では、『新約聖書』マタイによる福音書第7章24〜29節(「家と土台」)を代表生徒が朗読しました。

 つづく講話では、校長先生より、先月のドミニコファミリーフェスティバルを無事終えることができたことについてお話がありました。また、行事運営の中心を担った高校2年生が学園後援会の方との話し合いを重ねつつイベントの立案に勤しんでいたこと、中学1年生は初の試みとして学園の小学6年生を対象とするファミリーツアーの案内を行ったことなどについてもお話がありました。そして聖書朗読の箇所にふれ、地道に勉学に励むこと、勉学以外の様々な事柄に力を尽くすこと、そして他者との信頼関係を構築することに、普段の学校生活においていかに主体的に取り組んでいくかが重要であると述べました。

 共同祈願では、自然災害に見舞われた能登半島が一日も早く復興すること、また紛争の続く世界に癒しと希望が注がれることについて、それぞれ祈りを捧げました。

 朝礼後には引き続き表彰がありました。以下の通りです。

  • 2024年度春季実用フランス語技能検定試験4級・5級(高1・中3)
  • 日本漢字能力検定準2級・5級(高1・中1)
  • 第30回小諸・藤村文学賞優秀賞第1席・佳作第3席(高3)
  • 第49回近代書芸院展奨励賞(書道部・高1)
  • 第51回高松宮妃殿下癌研究基金事業奉讃第51回銀河書道作品展銀河会長賞(中2)

 これに続き、生徒会長より、次期生徒会選挙に関する説明もありました。折しも国政においても選挙が行われる見通しですが、自分たちの学校を自分たちの手で作っていくという点が、生徒会の何よりの魅力といえるでしょう。現在の生徒会長は、東京私立中高協会第8支部の常任委員を務めており、他校との意見交換や共有を通じて視野を広げているとのことです。「他校ではできるけれども…」と議論を中断するのではなく、少しでも可能性を検討し、「対話」を通じて時代に即したよりよい学校を生徒たちが作り上げていけるよう、教員もバックアップしていきたいところです。

 来週からはいよいよ中間試験です。学園祭から忙しい日々が続いたためか体調を崩す生徒も見られますが、この週末などを活用して体力と知力とを養い、試験に向かって万全を期していってほしいと思います。