学習評価に関する研究報告・勉強会を実施しました
8月28日に、学習評価に関する研究報告・勉強会を有志教員で実施しました。
はじめに、昨年度に東京都私学財団の研究助成を受けて進めた研究について、成果報告を行いました。報告では、研究成果の発表とともに、研究によって明らかにした事柄を日頃の教育活動においてどのように生かしていくかという点についても言及しました。
(発表スライドより)
そして「学習をどのようにして評価するか」ということに注目しました。近年「指導と評価の一体化」という点が強調されていますが、生徒・教員の双方にとって望ましい教育とはなにか、またそれを学校という場所で行ううえで重要なことは何か、ということについて議論がありました。
また昨年度より導入しているAiGROW(IGS社)を用いたコンピテンシー測定を学習や進路にむけてどのように活用していくかということについて、同社の方による事例報告がありました。
研究成果を踏まえて実践を重ねるなかで、教育活動のより一層の充実を今後もすすめていきたいと思います。
なお本年度についても、以下の3つの研究課題について、東京都私学財団の研究助成交付決定を受けて、現在研究をすすめております。
- コンピテンシーの育成を志向した観点別評価とそのフィードバックの方略に関する研究
- 教科学習およびアカデミックスキルを踏まえた「総合的な探究の時間」の設計に関する研究
- 「総合的な学習/探究の時間」における個人探究実施を通した教師の力量形成の研究