施設紹介

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正門
幼稚園・小学校・中学高等学校共通の正門です。平日の登下校時間帯には守衛さんが立哨してくださいます。
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アプローチ
正門から中高昇降口までは、レンガ敷のアプローチを歩いていきます。聖堂前にはマリア像があります。中庭には多くの木々があり、四季折々にさまざまな姿を見せてくれます。
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聖堂
学園が現在の校地に移転する前から存在した日本家屋(松方別邸)の跡地に、1994年に落成しました。マリア祭やクリスマスミサなどの宗教行事のほか、入学式・卒業式で使用し、ドミニコでの学園生活に欠かすことのできない存在です。管弦楽部の練習でも利用します。中学高等学校の全校生徒を収容する規模があります。
祭壇
右手にトマス・アクィナス像、左手にマリア像があり、正面右に聖櫃、左にイエス様の十字架像があります。十字架像は司祭の衣をまとい、「ユダヤの王、ナザレのイエス」(IESVS NAZARENVS REX IVDAEORVM)の文字の通り、栄光にあげられたお姿を表しています。
ステンドグラス
正面中央のステンドグラスは、もと聖ドミニコカトリック渋谷教会の小聖堂で使用されていたもので、聖ドミニコの生涯を描いています。ドミニコ会士でもあった宗教画家のアルベルト・カルペンティール神父(1918〜2020)の作品で、本校聖堂の建設にあたり移築されました。
パイプオルガン
ドイツのカール・シュッケ・ベルリン・オルガン製作所の作品で、職人の方の手によって組み立てられました。19ストップ2段鍵盤とペダル鍵盤を備えた本格的な仕様で、聖堂における式典の際に伴奏で用いられます。中学校の音楽の授業では、パイプオルガンの仕組みについて学ぶ時間があります。
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図書センター
蔵書数は約2万冊。修学旅行の事前学習に必要となる文献や、人文・社会科学のラインナップが充実しています。聖書の注釈書やカトリック関係の文献が多いのも特徴です。閲覧席64席のほか、自習用のキャレル22席が設置されており、高校生が自主学習の際に利用しています。
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HR教室
ペアガラスでできた窓で、防音・断熱に優れています。2・3階の窓からは木々の緑を、4階の窓からは富士山や丹沢の山並みを望むことができます。照明はLEDで、学習に適した光度を確保しています。ICT環境の充実を図り、すべての教室にプロジェクター・Wi-Fiを設置しています。
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第1体育館
冷暖房完備。体育の授業のほか、対面式、球技大会、学園祭ステージ発表、ダンスコンクール、送別会で使用します。またバスケットボール部、バドミントン部が練習で使用するほか、管弦楽部、音楽部などの公演会場となります。
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第2体育館
2024年に冷房を設置しました。体育の授業のほか、バレーボール部、ダンス部の活動などで使用します。バドミントンコート4面分の広さです。
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プール
第2体育館1階にある、屋内・温水プールです。夏季の体育の授業で使用するほか、水泳部の活動で使用します。
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グラウンド
全天候型の人工芝が敷かれています。体育の授業のほか、運動会、クラブ活動(テニス部、ラクロス部)で使用します。テニスコート4面以上の広さがあります。右手後方の赤い壁の建物は、第2体育館です。
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カタリナ棟
1994年に落成しました。建物名はドミニコ会の聖女の名にちなんでいます。和室やホール、各クラブの部室などがあります。また選択授業を行う教室もあります。写真はカタリナ棟入口を内側から撮ったものです。
和室
日本文化体験、茶道部の活動や学園祭でのお茶会で使用します。12畳半、15畳の大きさがあります。
ホール
視聴覚設備を備えた多目的ホールで、学年単位でのホームルームや授業を実施する際に使用します。また演劇部の公演会場となることもあります。学校説明会の会場となることが多いです。
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聖ドミニコ像
2024年に学園創立70周年記念として、同窓会により設置されました。
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駐輪場
約200台分の駐輪が可能な、屋根付きの駐輪スペースです。自転車講習を受けて申請すれば、中学1年生から自転車通学が可能です(年度更新制)。
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以前にあった建物
旧校舎
現在の校舎は2000年に竣工したもので、それまでは学園がこの地に移った1962年当時の校舎を使用していました。写真は当時の学園事務局入口(1980年ごろ撮影)です。
日本家屋
現在の校地が「松方別邸」であった頃に建築されたものです。戦中から戦後にかけては、外務大臣や内閣総理大臣として活躍した幣原喜重郎が親類の縁でこの邸宅を私邸としていました。取り壊し前には、聖ドミニコ女子修道会修道院や、茶道部が学園祭でお茶会をする場所として使用していました。