「総合的な学習/探究の時間(ドミニコ学)」を充実させ、教育理念である「真理を求め、自由に生きる」を実践・体現する場としています。
そして、探究型学習の質・量双方の向上を図るために、積極的にICT環境の向上に取り組んでいます。

ドミニコ学

特色

教科での学習に根ざしつつ、実社会における諸問題などに探究的に取り組むことを通じて、調べ方やまとめ方といったアカデミックスキルの初歩を学びます。
学年のさまざまな人たちと関わりながら、課題の設定、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現に取り組んでいきます。
その学びは高等学校における「総合的な探究の時間」に接続するとともに、大学や社会においても役立つものとなります。


中学校の取り組み

中1と中2では、グループワークを中心に思考の基礎的な型を学びます。また身近な人や地域の方へのインタビュー調査などを通して、情報収集の基礎も学びます。

中3では、キャリア教育の第一歩として、職業を深く調べ、自分の将来をイメージするプログラムを実施します。


高等学校の取り組み

高1では、沖縄修学旅行の事前・事後学習としてテーマを決めてグループ学習を行い、情報の収集に加えて、整理・分析や、プレゼンテーションによるまとめ・表現の方法を学びます。

高2〜3では、学校におけるこれまでの学びを基盤に、それぞれが自由に決めたテーマに基づいて1年間の個人探究を行います。学びたいこと、知りたいことと向き合うなかで課題を設定し、類似の課題を探究する生徒とともにゼミ形式で学んでいきます。ゼミ内での対話や、iPadを活用した情報の収集をつうじて、たんなる調べ学習にとどまらない深い学びに向かいます。

そして探究の成果を一人一人がポスターにまとめ、学年でのポスターセッションで発表します。小規模校である分、発表をする機会も、聞く機会も多いのが特徴です。さらに下級生に向けての発表の機会も設けることで、発表だけにとどまらない学びにすることができます。探究の成果にもとづいて質の高いレポートを作成し、総合型選抜に活用する生徒もいます。



このドミニコ学の様子が新聞で取り上げられましたのでご覧ください。
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/support/information/CO036616/20240424-OYT8T50038/