2023年度卒業生(60回生)のメッセージ

  • ありのままで居られる環境

    (青山学院大学文学部日本文学科進学)

    聖ドミニコ学園は少人数制であることもあり、学年全体での仲間意識が強く、深い絆を結ぶことができますが、学年の壁を超えた縦の繋がりもとても強いと感じています。部活動では中学高校と合同で活動するので、先輩方や後輩からは技術面だけではなく、多くのことを学びました。

    少人数なので先生方との距離も近く、1人に何時間もかけて面談してくださったり、勉強面でも勉強以外でも、分からないことがあったら解決するまで何度も丁寧に教えてくださったり、一緒に悩んでくださったり、いつも親身になって向き合ってくださりました。

    都内でここまで少人数の学校も珍しいと思いますが、学年の中で知らない人はおらず、気心知れた友人たちに囲まれ、いつでもありのままで居られる環境で過ごしたこの中高6年間は、今後生きていく中でも、心の拠り所になると確信しています。卒業した今、私はこの学園に通えてほんとに良かったと心の底から思っています。

  • 個性豊かな友達と送る学園生活

    (慶應義塾大学総合政策学部進学)

    私は幼稚園から高校までの15年間を聖ドミニコ学園で過ごす中で、自分の得意なことを伸ばして、個性豊かな友達と学園生活を送ることができました。委員の代表を務めたり、授業では人前でスピーチをしたりする機会が多く、大学や社会に出て必要な力を少人数制の環境で身につけることができました。

    中高ではバドミントン部の部活動と勉強の両立を意識して時間を管理していました。6年間のクラブ活動で得た忍耐力が、受験勉強でも生きたと思います。受験に向けてともに頑張る友達と励まし合いながら、受験勉強を諦めずに続けることができました。また先生方には、受験について親身になって相談に乗ってくださったり、個別で小論文を指導していただきました。最後まで応援してくださるなかでの最高のサポートが、第一志望合格へと繋がりました。

  • 多くの人との「対話」

    (立教大学異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科進学)

    私は小学校から聖ドミニコ学園に通い、同じ仲間と学校生活を送ることができました。コロナ禍でオンライン授業になったときもありましたが、沢山の先生方がなるべくコロナ禍でも私たちに何かをしてあげようと考えて下さったおかげで、楽しい学園生活を送ることができました。

    この学校の一番の魅力は、同学年の仲間だけでなく先生たちや先輩・後輩との関係も長く深く築けることです。少人数のため先生は親身に進路などの相談に乗ってくださったり、自分に合った勉強法を教えてくださりました。またクラブ活動は中高合同だったため、沢山の先輩・後輩と部活をすることができ、礼儀を学んだとともに技術も磨くことが出来ました。こんなにも長く一緒に居てくれる仲間がいることはなかなかないことですし、この仲間と過ごした時間は一生忘れません。ドミニコ学園で学んだ「対話」を、これからの人生に役立てていきたいと思います。

  • 最高の仲間とともに

    (上智大学文学部新聞学科進学)

    学園生活は、優しい友達や寄り添ってくださる先生方に囲まれた、かけがえのないものでした。少人数のなか一人一人の距離がより近くなるため、学校行事ではその団結力を強く実感することが多かったように思います。

    大学受験の際は、私が志望校や入試方式に悩んでいるとき、多くの先生方が多くの時間を相談に充ててくださり、常に寄り添ってサポートしてくださいました。また受験直前に精神的に落ち込んでいても、励ます言葉をいただけたりと、ドミニコの先生方がいなければ志望校に合格できなかったと言っても過言ではないほどたくさん助けていただきました。

    ドミニコ学園は、カトリックの教えである「他者の存在」を大切にしている学校だと思います。幼稚園からクラスメイトや学年で協力して何かを達成する、努力することを目的とした学校行事が多かったように思います。このような行事を通じて、人との関わりを学び、協働する大切さを学びました。

    最後に、ドミニコで過ごした日々は、忘れることのできない、かけがえのないものでした。ドミニコで学んだ他人の存在のありがたさや、仲間たちと育んだ団結力を、今後に活かしたいと思います。

  • ラクロス部の仲間と共に歩んだ日々

    (立教大学スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科進学)

    私の学園生活のなかで最も幸せだった時間は部活動の同期と過ごした時間でした。私はラクロス部に所属していましたが、このチームスポーツであるラクロスを通じて内部生や外部生関係なく仲間たちと互いに切磋琢磨し、苦しいときには励まし合い、家族よりも長い時間を共有した日々は私の宝物になりました。

    そして大学受験のときにはラクロスを大学でも続けるために女子ラクロス部が強い大学を志望し受験勉強を始めました。受験勉強をするなかで同期の何人かと同じ大学を志望していることが分かり、そのことが私の支えになりました。受験本番が近づくにつれ不安になることもありましたが、絶対に同期のみんなと同じ大学でラクロスをするという目標があったことや、私の目標達成を応援し続けて下さった学校の先生方のおかげで最後まで諦めず頑張ることができました。

  • 大切な人たちと出会えた場所

    (日本大学芸術学部放送学科進学)

    私は小学校2年生の時に聖ドミニコ学園に転校してきてから、11年間この学園で学んできました。転校してきた当初から、周りのみんな、先生方が優しく、充実した11年間を過ごしました。

    大学受験の際は、先生方にたくさんお世話になりました。作文や面接、何度も時間をかけてご指導していただきました。私の学部は特殊で、過去のデータも何もないなか、先生方が面接の質問をたくさん考えてくださって対策してくださりました。

    クラブ活動では音楽部に所属し、上下関係や礼儀、仲間と共に1つのことを一緒に作り上げていく大切さを学びました。同期をはじめ、11年間共に過ごしてきた友人との絆は一生ものだと思います。

    一人一人の個性が強くて、それを尊重しあえる仲間ができたこの学園で過ごした時間は、私にとって宝物です。

2022年度卒業生(59回生)のメッセージ

  • 支えられて成長する

    (立教大学社会学部現代文化学科進学)

    私が文理選択や進路に悩んでいる時、ドミニコの先生方が親身に相談に乗ってくださり、だんだんと自分の進む道を明確にすることができました。最終的に、福祉や教育など社会全体に関わる分野に進み、身近な公共施設で仕事に就きたいと考え、受験勉強を始めました。

    私にとって受験は、多くの努力や失敗を重ねることで徐々に自分自身を理解することに繋がる、貴重な経験でした。高校2年生の時は特に、部活動や受験勉強、習い事を両立させることが大変でした。けれども、たくさんの先生方に見守られ、同じ目標をもつ仲間と互いに励まし合いながら、なんとか受験期間を乗り越えることができて本当に良かったです。

  • 学びを糧に

    (青山学院大学文学部日本文学科進学)

    少人数制の聖ドミニコ学園でも特に少ないのが、私たちの学年でした。これだけ聞くと不安になる人もいると思いますが、私はこの学年で、この学園で学ぶことができて本当に良かったと思っています。少人数だからこそ多くの友人たちと深い絆で結ばれることができ、その絆は一生の宝物だと思っています。友人たちだけでなく先生方との距離も近くなるので、特に受験の際は気軽に相談することができ、丁寧に対応してくださる先生方の存在は不安な受験期にとても心強かったです。

    聖ドミニコ学園での普段の生活や、様々な宗教行事、必修である宗教の授業で得た温かなカトリック精神は、これから先長く続く人生の基盤になり得ると確信しています。

  • 学園での学びを活かして

    (上智大学外国語学部フランス語学科進学)

    聖ドミニコ学園での学びは、私にとって何ものにも代え難いものとなりました。少人数のクラスということもあり、先生との距離も近く、勉強を見ていただくことだけでなく、一人一人の相談にものってくださるので、不安なことも先生方に相談することができました。受験期も先生方が、大学に提出する書類を見てくださったり、面接の練習をしてくださったりするなど、親身になってくださいました。

    学校生活の中では、辛いことや悲しいこともありましたが、卒業すると、本当に温かく、自分の目標を明確にすることができた、良い学校生活だったと感じます。これからは、この学園で得た学びを大学での生活、さらにその先に活かしていきたいと思います。

  • いつまでも私の故郷

    (日本大学芸術学部演劇学科進学)

    在学中から人数の少ない学校だと思っていましたが、やはり東京にしては珍しいようです。しかし、私は聖ドミニコ学園のそんなところが好きでした。コンクリートに囲まれながら何かと時間に追われる東京の中で、自然豊かでゆったりまったりとした日々が聖ドミニコ学園にはあったように思います。そして、少ない人数だからこそ、教室全体で1つの会話をするという、普通は起こらないような日常が生まれていました。どんなに人数が多く行事などが盛んな学校でも、このような青春は送れません。聖ドミニコ学園の環境があったからこそ送れた私達だけの青春でした。

    私は総合型選抜方式で受験したため、エントリーシートという大学へのラブレターを4月から予備校でずっと書いていたのですが、提出する9月の頭が近付いてきたころでもまだ完成せず、夏休み中に学校で先生に見て頂きました。先生は、私が行き詰まるところでは一緒に悩み、アイデアを出してくださいました。私の志望校は一般的な受験対策では通用しない特殊な大学だったため、先生方も苦労する点があったと思います。ですが、最後まで面倒を見てくださり、合格した時にはとても喜んでくださいました。

    私は幼稚園年中から聖ドミニコ学園に通い、ついに新しい環境へ身を置きます。しかし、いつまでも私の故郷は聖ドミニコ学園です。

  • 夢を存分に追える場所

    (聖路加国際大学看護学部看護学科進学)

    私がドミニコで過ごした12年間は勉学のみならず、やりたいことを存分に挑戦できる日々でした。8年間所属していたバスケットボール部では、学年の垣根をこえて苦楽を共にしながら、キャプテンとしてリーダーシップの取り方を試行錯誤したり、熱意を持って取り組んだりすることができ、忙しい日々の心の拠り所でした。

    留学準備、活動履歴の作成、研究会やコンクールへの参加など、課外活動においても手厚くサポートしていただきました。聖ドミニコ学園は「やってみたい」と言ったことに対して心からの応援とご指導をいただける恵まれた環境だと強く感じます。先生や友人に支えられて様々な経験をさせていただき、その全てが受験期につながり、今の自分があると思います。

2021年度卒業生(58回生)のメッセージ

  • 学園で学んだすべてのことを自信にして

    (聖マリアンナ医科大学医学部進学)

    私は小学校から12年間聖ドミニコ学園に通いました。聖ドミニコ学園で沢山の心温かい友達と出会うことができ、穏やかな毎日を過ごすことができました。

    中高ではテニス部に所属し、体力面だけでなく精神面も鍛えられたことなど、部活を通して多くのことを学びました。

    私が医学部受験を決めたのは高校1年生の時でした。理系選択者は少なかったのですが、分からないところはすぐに先生方に質問し解決でき、同じ理系の仲間と教えあったりと、勉強面や受験に向けての気持ちを高め合うこともできました。部活との両立は大変だったのですが、部活を辞めることなど考えず、勉強時間を確保できるように過ごしました。

    聖ドミニコ学園で学んだ全てのことが今の私の自信であり、その学びはこれから私が進む医学への道に繋がることと思います。

  • 勉強と部活動の両立

    (法政大学国際文化学部国際文化学科進学)

    私は幼稚園から高校まで、15年間聖ドミニコ学園で過ごしました。この学園の良さは、少人数制であることです。学年に知らない子はおらず、みんなと仲良くなり、友達に囲まれて楽しい学園生活を送ることができました。また、先生方との距離も近く、とくに受験期にはたくさん質問したり、相談に乗ってもらったりしました。

    私が高校生活で意識していたのは、勉強と部活動の両立です。テニス部に所属し、多くの試合に出ることによって得た忍耐力や集中力は、厳しい受験期を乗り越えることに大変役立ちました。また、テニス部の活動を通して礼儀やマナーなどを身につけるとともに、上位大会出場を目指して切磋琢磨し、仲間と協働することの大切さを学びました。

    勉強と部活動を両立させ、充実して過ごした学園生活は、きっと今後の人生の糧になると思います。

  • 礼儀や思いやりの心を大切に

    (中央大学文学部フランス語文学文化専攻進学)

    私が15年間の聖ドミニコ学園での生活で得た学びは、大学生活において自分の基盤となっていることを強く実感しています。勉学だけではなく、礼儀や思いやりの心は日常や部活動を通して身につき、今では自らの自信に繋がっています。

    また勉強についても、フランス語を選択していた私にとって、少人数で行われた授業はとても有意義なものでした。先生方との距離の近さはもちろん、仲間と切磋琢磨して上を目指すことで、投げ出すことなく卒業後まで走り抜けられました。

    心の支えとなったクラスメイト、部活動でお世話になった先輩と後輩、どんな時も支援してくださった先生方と家族に心から感謝しています。

  • 苦しいことも自主的に

    (上智大学理工学部物質生命理工学科進学)

    私は、幼稚園から高校までの15年間を聖ドミニコ学園で過ごしました。中高ではテニス部に所属しており、文武両道を目指し、日々勉学と部活動に励みました。仲間と切磋琢磨し合いながら苦しい練習にも自主的に取り組み、大会で結果を残したことが、自分の自信となり、 受験での精神面に生きていたと思います。

    また私は、幼い頃から生き物が好きであり、大学でも好きなことをより深く学びたいと考えたため、高校1年生の頃に理系の道に進むことを決めました。進路相談をはじめとして、受験期は様々な先生方に支えていただきました。これも、ドミニコが少人数であるがゆえ、先生と生徒の距離が近いことの恩恵であると思います。

    理系選択者は少なかったけれど、ドミニコの先生方の温かいサポートのおかげもあり、無事に受験を乗り切ることができました。

  • 部活動で育んだ精神力・忍耐力

    (多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科進学)

    私は、幼稚園から15年間聖ドミニコ学園に通いました。アットホームなこの学園では、同学年はもちろん他学年との繋がりも深く、いい仲間たちに囲まれ、楽しい日々を過ごすことができました。また、中高を通してテニス部に6年間所属しており、特に精神面を鍛えられました。

    私は美術大学への進学を目標にしていたため、高2の4月から美術予備校に週2回通っていました。高3になってからは毎日予備校があったので、部活が終わって遅れて予備校に行くことがあったり、土日の部活動の大会と予備校の自宅課題が重なったりして、精神的にも体力的にもとても厳しい受験期を過ごしました。部活動で育まれた精神力や忍耐力は、第1志望の大学に合格する原動力になりました。

  • 聖ドミニコ学園の温かさ

    (上智大学国際教養学部進学)

    私は聖ドミニコ学園に12年間お世話になりました。卒業した今、改めて感じることはドミニコ学園の温かさです。先生方は生徒と距離が近く、一人ひとりをきちんと見てくださっています。そして少人数ならではの手厚いご指導をしてくださいました。また、友達とは色々な面でぶつかりながらも一緒に成長することができ、この学園で一生の友達に出会えたと思っています。

    高校1年の3学期から1年間の留学をした際には、突然の留学決意にも関わらず、先生方が迅速に対応してくださり、留学中もずっと応援してくれました。留学を経て大学受験に向けて小論文や英語のエッセイの添削、面接練習など、たくさんのサポートをしていただきました。

    在学中はラクロス部に所属しており、帰国してから受験までの間、勉強と部活の両立が大変でしたが、引退試合では念願の関東大会ベスト4という成績を残すことができました。進路においては、第一志望の大学に合格することができました。先生方が最後まで私を信じて応援してくださったこと、勉強と部活を共に頑張った友達の存在がいたことが、私の第一志望合格につながったと思っています。

  • かけがえのない絆

    (早稲田大学法学部進学)

    私は中高6年間ドミニコ学園で学び、沢山のものを得ることができました。進路に向けて考え始めた時も、先生方が親身に相談に乗ってくださったおかげで自分にとって最適な判断ができたと思います。

    少人数制であるため、質問しやすく疑問をすぐ解決できる環境にあるのがとても良いところだと感じます。素晴らしい先生方や友人たちに恵まれたことで、受験生活を終えられたと言っても過言ではありません。

    また行事の際には一致団結し、助け合い、友人たちと絆が生まれたことはかけがえのない思い出です。このように温かい雰囲気のなかで学園生活を過ごせたことは、一生の財産になりました。

  • 温かい環境で学びを深める

    (奈良女子大学文学部進学)

    家族のような温かい環境が、聖ドミニコ学園の大きな魅力です。優しい先生方や気心の知れた友人たちに囲まれて学園生活を送り、現代社会を生きる上で必要な他者理解の精神や自己肯定感を得ると同時に、かけがえのない大切な思い出を育むことができました。

    授業は参考書の暗記を強制するものではなく、物事の本質や因果関係をわかりやすく丁寧に教えてくださいます。また、授業の雰囲気も良く、疑問が浮かんだらその場で気兼ねなく質問することができます。深い理解を伴う知識は記憶に定着しやすいため、試験科目の多い国立大学を受験する際に大きな助けになりました。

  • キリストの教えを礎にして

    (星薬科大学薬学部進学)

    ドミニコ学園では、その特徴の一つでもある宗教の授業がありました。キリストの教えを学び知識を深めていくことにより、物事の受け止め方に豊かさが加わり、柔軟な思考が身に付くと共に心の成長へ繋げられたと感じています。

    また、今後人生を選択する場面においては、考え方の要素が増え、より可能性を広げることができるだろうと期待を寄せています。

    学園生活は、温かく穏やかな日々そのものでした。メリハリある充実した日常を当り前に過ごし、様々な行事では、一丸となって目的に取り組み経験を重ねて参りました。先生方や友達のおかげで自身の基となる土台が出来上がり、次の社会で力を発揮し生きていくための準備ができました。