お菓子でSDGsを考える

7月4日(火)

東京地区私立初等学校協会は、年に2回研究授業を企画しています。

今回は本校の松本芳將先生が理科部で公開授業を担当しました。

 

当日は東京地区の私立小学校の先生方をはじめ、広告代理店、教科書会社、お菓子メーカーの担当者など、約60名が来校しました。

 

 

授業内容は、お菓子(知育菓子)を使ってSDGs目標14「海の豊かさを守ろう」について考えるという内容でした。

 

実はこの授業、2021年の夏休みに、今の中学1年生の子どもたちがオンラインで実施したものと同じ内容になります。この時の授業の様子はCSRマガジンで取り上げていただきました。

 

https://www.csr-magazine.com/blog/2021/09/06/chiiku_pr/

 

今回はオンラインではなく、対面で授業を実施しました。まずはSDGsとは何か学習した後、人間が出すゴミのせいで海の生き物が傷つけられていることや、今の豊かな生活を続けていたら、海がゴミだらけになってしまうこと等を学習しました。

その後、そのような海洋ゴミの問題を解決するため、海藻からOoho!(オーホ)と呼ばれる自然由来の環境にやさしい新素材が作られたことを学びました。この素材はプラスチックの代わりになるのではないかと期待されています。

 

クラシエフーズの知育菓子の1つである「つかめる実験!ふしぎ玉」は、このOoho!と同じ成分で作られています。

 

 

子どもたちはお菓子作りを楽しみつつ、環境問題について学習しました。

 

 

授業が終わるタイミングで、参観していただいたお礼に、子どもたちが聖歌を披露しました。隣のクラスの担任の南部先生が、ギター演奏を担当してくれました。

慣れない公開授業に、4年B組の子どもたちは緊張したと思いますが、とても良くがんばりました。

 

 

授業終了後は、クラシエフーズのお菓子部門の担当者に講師をしていただき、ワークショップをしました。いろいろな種類の知育菓子を用意していただき、「このお菓子を使えばこんな授業ができそうだね」と、先生同士で様々な意見交換をしました。

 

 

クラシエフーズが認定する「知育菓子(R)先生」の授業は、クラシエフーズのホームページでも紹介されています。

https://www.kracie.co.jp/foods/okashi/chiiku/jugyou/

 

今回の聖ドミニコ学園小学校での授業をもとに、知育菓子を使った楽しい理科の授業が東京の私立小学校に広まっていくことと思います。

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