あれから7年の・・・

あれから7年が経ちました。今年も東日本大震災の集いを児童会の

6年生が主体となって、全校児童で行いました。

とてつもなく大きな地震が東北地方や関東地方を襲った2011年の3月11日。

まず、あの日の様子を6年生が細かく伝えました。下校途中で震災に見舞われた

低学年。停車した電車の中で不安でたまりませんでした。

帰りの会をしていた中学年。校舎中に悲鳴が響きました。

卒業式の練習中だった高学年。体験したことのない揺れに恐怖を感じました。

時間が経つにつれ、大変なことになったと分かり、誰もが険しい表情になっていきました。

真夜中になってようやく迎えに来られた家庭のこと、翌日まで学校に泊まり、迎えを

待った多くの児童のこと、

あの日の出来事を、6年生がゆっくりと丁寧に伝えていきました。

誰もが真剣な眼差しで聞いていました。

 

そして、深刻な被害にあった太平洋沿岸の東北地方の様子を知らせ、みんながその状況に

深い悲しみを抱きました。

しかし決して諦めずに負けなかった東北地方の方々。

明るく振る舞う姿と困難な状況に屈しない力強さに、私たちが勇気を感じ、励まされました。

そして「決して忘れない」。心に誓いました。

復興は徐々に進んでいますが、未だ7万人を越える方々が避難生活をしています。

心に大きな傷を負った人々が大勢います。

私たちは、そのことを心に留め、これからも祈り続けます。

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