芋ほりに 魚さばき
午前は畑でじゃがいもほり。午後は港の施設で魚をさばく体験。畑と海とで盛りだくさんな体験日となりました。
場所は神奈川県横須賀市の三浦半島。
JAよこすか葉山さんにお世話になり、広大な畑で思う存分じゃがいも掘りをさせてもらいました。手やスコップでほんの少し土を掘るだけで、まぁ~ でるわでるわのじゃがいも祭り!
ほんの数分で見事なじゃがいもをたくさん収穫することができました。
「こんなに大きいじゃがいもは見たことがない!」
「小さいのはひと口サイズでかわいいね(*^。^*)」
「表面が緑色っぽくなっているじゃがいもがあるのは種類がちがうということですか?」
「いえいえ、種類は同じですよ!緑色っぽくなっているのは太陽の光を浴びてしまったのですね・・・。その部分はは食べない方がいいですよ」
掘りながら気が付いたことの感想を述べたり質問をしたりしながら夢中になっていました。
「こんなにたくさんは持って帰れないよ?」
「いや、ぜったいにもって帰る!お母さんをびっくりさせたいから!」
「じゃがいも料理、何をつくってもらおうかな・・?」
「わたしはポテトグラタン!!」
「ぼくはじゃがバター!!」
各々じゃがいも料理を思い浮かべながら、無農薬の貴重なじゃがいもを夢中で掘らせていただきました。
それと同時に生産者さんがもつ作物へ掛ける大切な思い、そして収穫に至るまでの細かな作業や気遣いをたくさん教えていただき、まさに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
午後は港に移動して、海の世界=漁業の世界を存分に体験しました。
まずは魚をさばく体験です。この日の朝に捕れた新鮮なアジを3まいにおろす体験を全員がしたのです。3まいにおろすのに使った道具は包丁ではなく、何と自分の手!!
えっ!? 手でさばけるの???
そうなんです、手で魚を3枚におろす方法を教わり、子どもたちが挑戦しました。
魚を手に取ってみるのさえ珍しい体験。それを3枚におろしていくなんて・・・ 本当にできるのでしょうか・・・
驚いたのが、子どもたちは説明を聞いたあと、さほど抵抗することもなく器用にどんどん作業を進めていったことでした。
「せんせーーなんかどきどきしたけど、いがいときれいにできましたー!」
「ほんとですね、上手に3枚におろせてる!お見事です。」
西北西の方角には遠く富士山の姿もくっきりとみることができました。最後は港市場に案内され、漁の方法やせりの様子、そして三浦で捕れる漁の種類などを教わりました。
しかしながら、近年の気候変動による温暖化の影響で、近海で捕れるものが大幅に変わってきており、漁師さんは海の変化をとても心配されていました。
海温上昇で以前はたくさん捕れていた海藻類がもうほとんどいないそうです。そして海藻を食べていた貝類も姿を消し、今は捕れなくなってしまっているようで・・・
このような深刻な現状をわたしたちがどう受け止め、考え行動していけるかということも重要なことだと痛感した社会科体験でした。