• 学校長ブログ

【聖堂朝礼】 思いやりのバトン

今日は、1年生から6年生まで全員が、初めてこの聖堂に揃いました。とても嬉しいことですね。

さて、聖堂の入り口に、一人の先生のお写真が飾られているのに気づきましたか。昨日の午後、この聖堂で、メール・ベネディクタ武田教子先生のお別れのミサが行われました。武田先生は、今から72年前、この聖ドミニコ学園を作ってくださった、いわば『学園のお母様』のような方です。長い間、学園長として、また幼稚園・小学校・中高の校長先生として、たくさんの子供たちを、深い愛で見守ってくださいました。武田先生が神様のお側で安らかに過ごせますようにと、目を閉じてお祈りしましょう。

4月の目標は『気持ちのよいあいさつ』でした。挨拶とは何でしょうか。それは、『あなたのことを大切に思っています』という、相手への思いやりを伝える、一番最初の言葉です。

この後、皆さんは初めて全学年揃っての『方面別集会』を行います。 電車やバス、スクールバス、そして歩き。通学の仕方はそれぞれ違いますが、大切にしたいことは一つです。それは『自分の周りにいる人たちのことを思いやる』ということです。

例えば、電車やバスの中で静かにするのは、『叱られるから』ではありません。静かに過ごしたい人や、疲れている人を思いやるからです。ベビーカーを押している方に場所を譲るのも、『立派に見えるから』ではなく、困っている人の力になりたいという、皆さんの心の中に自然にある優しさからです。

交通ルールやマナーを守ることも同じです。 それは、自分だけでなく、一緒に歩く友達や、皆さんのことを大切に思っているご家族を悲しませないための、最高の『思いやり』なのです。

上級生の皆さん。今日、初めてグループに入る1年生は、まだ何も知りません。皆さんがこれまで守ってきたルールやマナーという『思いやりのバトン』を、今日は1年生に優しく手渡してあげてください。皆さんの優しい背中が、1年生にとって一番の道しるべになります。」

 誰かを思いやる心で挨拶をし、誰かを大切にする心でルールを守る。 今日、この後の話し合いをしっかり行い、明日からも輝く『光の子』として、それぞれの道を歩んでいきましょう。