「しなやかに、たくましく」
新年明けましておめでとうございます。 冬休みを終え、学校に子どもたちの明るい笑い声が戻ってきました。白い息を弾ませながら登校する子どもたちの姿に、私たち教職員も身の引き締まる思いです。
2026年の幕開け。今年の干支は「午(うま)」ですね。 力強く大地を駆ける馬は、古来より「前進」や「躍動」の象徴とされてきました。この1月から始まる3学期は、1年の締めくくりであると同時に、4月の新学年に向けた準備期間、いわば「第0学期」でもあります。午年の馬のように、未来を見据えて力強く助走を始める時期にしたいものです。
この助走期間に、子どもたちに意識してほしいのが「たくましく生きる」ことです。本校の教育目標「よく生き、たくましく生き、愛し愛される人」の中にあるこの言葉は、単に体が丈夫であることを指すのではありません。
たとえ壁にぶつかっても、竹のようにしなやかにしなって衝撃を受け流し、再び立ち上がる力。最近では「レジリエンス(心の回復力)」とも呼ばれますが、このしなやかな強さこそが、本当のたくましさです。
そして、この強さの「根っこ」にあるのが、本校が大切にしているキリスト教教育、すなわち「誰かのために」という精神です。 「自分のために」頑張る力は、時に折れやすいものです。しかし、「誰かのために自分ができることは何か」を問い、他者を想う心があれば、それは揺るぎない「心の軸」となります。
馬がかつて人々の良きパートナーとして共に歩んだように、私たちの力もまた、誰かの支えとなるために授けられています。「誰かのために」という願いを根底に持つことで、どんな時もそこに立ち戻り、ぶれずに歩み続けることができるのです。
この第0学期、子どもたちが「他者への愛」という根っこを深く張り、午年の馬のようにしなやかで力強い足取りで進んでくれることを願っています。
本年も、子どもたちの歩みを温かく見守り、支えてまいります。 どうぞよろしくお願い申し上げます。