聞かせて先輩! ~キャリア教育プログラム~
わたしは将来いったい何になっているんだろう・・・!?
ふと自分が将来何になりたいのかを考えたとき、それを思い描くこどもはどのくらいいるのでしょう・・・
たとえ特別な夢がなくても焦る必要はもちろんありません。
でもいろいろなことを調べてみたり、興味をもったりすることは良いことではないでしょうか。
本校で毎年行っているキャリア教育プログラム。参加したのは4年生から6年生の児童。今まさに社会で活躍している様々な職種に携わる本校の卒業生、保護者の方々などの話を聞く「キャリア教育」の機会を楽しみました。
来校されたその道のプロフェッショナルは、客室乗務員(CA)、モデル、ダンサー・演出家、オペラ歌手・ディズニーキャスト、税理士、バレエ教師、幼稚園教諭、建築士(設計士)、玩具メーカー海外事業部、弁護士、薬剤師のみなさん。なかでも卒業生は懐かしい顔ぶれでしたが本当に立派になっていてびっくりでした。
それぞれの教室では、プロフェッショナルがその仕事の魅力や、この仕事を選んだ理由、そしてびっくりするようなエピソードなども話してくれました。子どもたちも熱心に話を聞いていて積極的に質問をするなど、興味が湧いてるような様子も多くありました。
比較的多く共通していた子どもたちへのアドバイスは、「うまくい行かなかった時や壁にぶつかったとき、困ったときも少しずつ前へ進んで行きましょう」というものです。
そこで諦めたり投げ出したりするのではなく、もう一度学んできたことを振り返りながら何度も挑戦して乗り越えてみよう!という意味なのでしょう。
どの仕事も簡単なものはありません。でも様々な学びを生かし少しずつでも進み続けることで、さらに見えなかったものが見えてくるものだということですね!
講義の最後は全ての方々に体育館に集まっていただき、講師の先生方から子どもたちに思いを語っていただきました。
「何かに興味がある、わたしはこれが好きだ!という気持ち、こういう心は自分の中ですごく大切にしてほしい」
「学ぶことをとにかく楽しんでほしい」
「あきらめるのではなく、苦労を重ねることで必ず夢はかなうものです」
そんな言葉は特に子どもたちの心に強く印象に残ったようです。
この特別で貴重な時間を過ごした子どもたちは、各々の思いを自由に手紙に書いてみるそうです。