自然体験学習~三浦半島観音崎海岸~
6月の下旬、4年生が横須賀市の観音崎海岸へ出かけました!
理科の先生が企画した「自然体験学習」。海の生き物を探してその特徴、特色をたくさん調べてみようというのです。今回は、磯の岩場にくらす生き物がテーマです。
生き物の説明や海で活動するときの注意事項を受けたあと、子どもたちは「ああ~もう、待ちきれん」とばかりに海へ入り、早速生き物探しを開始しました!
岩に開いた穴の中に手を入れて探ってみたり、岩と岩の隙間に潜む生き物を探してみたり、大きな岩を動かして隠れていた生き物を見つけてみたり、それぞれが思うままに夢中になっていました。
何分もかからないうちにもうあちらこちらで「せんせーーー、つかまえたよーーー!!」とこちらを呼ぶ大きな声が飛び交います。
しかしなかには1時間経っても「まだ何もみつけられないし、さわれない・・・」という児童も。どうしても生き物は苦手・・・という子どももいたのです。「軍手をしているから大丈夫!思い切って触ってごらん!」という声掛けに、勇気を出していざ挑戦!
「あ~~~触れた!ぜんぜんへいきだった!ほらっ!!」と満面の笑み!!
そりゃぁまぁ軍手してるし・・・(;^_^A
何種類ものカニやクラゲ、ウニにヒトデ、アメフラシやウミウシなど聞きなれない生き物までたくさん見られました。
午後は海藻標本作りを教わりました、ユカリという海藻の特徴を詳しく教わり、そのきれいな形を生かす標本に仕上げてみました。
天気に恵まれ海での最高の自然観察体験となりました。
満潮、干潮の自然現象により生き物の活動範囲や生活圏がそれぞれ変わってくること。また地球温暖化が原因とされる海水温の上昇が、海を住みかとするあらゆる生き物の生態に大きな影響を及ぼしていることなど、自然に触れながら大切な学びができました。一つひとつの尊い命に対してわたしたちができることは・・・またしなければならないことは・・・じっくりと考えさせられた機会となりました。