【聖堂朝礼】心と命を大切に
今週の聖堂朝礼では、6月23日の「沖縄全戦没者追悼式」、そして24日の「洗礼者ヨハネの誕生日」にふれて、子どもたちとともに平和について考える時間を持ちました。
沖縄では79年前、戦争によって多くの命が失われました。これは過去の出来事であると同時に、現在にもつながる問いかけです。今もパレスチナやイスラエル、シリア、イエメン、そしてロシアとウクライナの戦争など、世界のさまざまな場所で命の危機に直面する人々がいます。
そのような中で、私たちは「祈ること」「平和を願うこと」「命を大切に生きること」ができることを子どもたちと確認しました。
また、洗礼者ヨハネの生き方――静かに、正しく、神に向かって生きる姿勢を紹介し、子どもたちが「ありがとう」「ごめんなさい」が言える、優しい心を育んでほしいという願いを伝えました。
日々の生活の中で、小さな思いやりや誠実な行動を重ねることが、平和への第一歩となることを、私たち大人も改めて心にとめたいと思います。