• 学校長ブログ

【聖堂朝礼】平和を考える

613日には、創立70周年記念ミサを行いました。全員で心をひとつにして、神様に感謝し、学園の誕生日をお祝いすることができました。ミサの中で歌った聖歌は、みんなが選んだ歌で、元気よく、きれいな歌声がとても良かったです。とても良いミサでした。ありがとうございました。

 

615日のオープンスクールでは、たくさんのお客様がいらっしゃいました。聖ドミニコ学園にこれから入りたいなと考えている方々でしたから、皆さんの発表や授業の様子を熱心にご覧になっていました。1年生、5年生は歌の発表をしました。一年生は元気よく、5年生はとてもきれいな歌声で、「とてもすばらしかたった。とても良かったです」といらっしゃったお客様からも褒めていただきました。

6年生は図工、4年生はダンスの時間に幼稚園の子どもたちの体験授業を優しく、親切にお手伝いしてくれました。聖ドミニコ学園のみなさんの良さが、十分に伝わったと思います。本当に皆さんありがとうございました。

 

そして623日は沖縄全戦没者追悼式がありました。

昔日本は世界に対して戦争を始めました。今から90年くらい前のことです。アジアの植民地解放という名のもとに15年もの間戦っていましたが、次第に敗れていき、最後には沖縄本土での戦いになりました。

沖縄戦は、1945年の326日から始まり、79年前の623日に終わりました。沖縄は一般市民を巻き込んでの激しい戦いの場となり、たくさんのかけがえのない命が失われました。沖縄戦で亡くなった方は約20万人もいますまた沖縄の美しい自然、文化遺産がたくさん失われました。戦いが終わってから79年が経ちましたが、今も家族や友人をなくして悲しんでいる人がいます。

私たちは戦争を知りませんが、改めて戦争は絶対に起こしてはいけないともう一度考えましょう。

先日の聖堂朝礼でも話しましたが今世界では紛争をしている国がいくつかあります。

戦争や紛争によって家族を失う悲しみもありますが、住む場所を失い、食べるものにも困っている人たち、命を失っている人たちがいます。

平和な世界を目指していくには、今私が何ができるかを考えるきっかけにしてほしいです。