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【聖堂朝礼】あめのきさき

今週の聖歌は「あめのきさき」です。

1        天(あめ)のきさき 天(てん)の門  うみの星と 輝きます

アヴェ アヴェ アヴェ マリア

アヴェ アヴェ アヴェ マリア

2        百合の花と 気高くも  咲き出にし 聖きマリア

アヴェ アヴェ アヴェ マリア

アヴェ アヴェ アヴェ マリア

3        奇(くす)しきばら 芳わしく  恵みたもう 愛のみ母

アヴェ アヴェ アヴェ マリア

アヴェ アヴェ アヴェ マリア

 

少し難しい言葉が使われていますが、みなさんは歌詞の意味が分かりますか。

 あめのきさきの「あめ」は天のことです。天の川は(てんのかわ)と書きますね。天は神様、あるいは神様の国の事です。后(きさき)は王様の妻、お后様のことです。イエス様は神の御子としてお生まれになったので、神の国の女王であるマリア様のことを表しています。

天の門は神の国の入り口である門です。イエス様の死とご復活によって天の国の門は開かれました。マリア様も神の国にいらっしゃいます。

海の星はラテン語でマリエ・ステラ)と言います。昔の聖母マリアの呼び名だそうです。マリア様は希望の印、導きの星なのです。つまりこの歌詞は、天国の女王様であるマリア様は、海に輝く星のように天国に私たちを導いてくださっています。

2番の歌詞は、百合の花と 気高くも 咲き出でにし 清きマリアです。

百合の花は白く、汚れない花としてマリア様の象徴、マリア様を表すものとされています。百合の花のように気品が高く、咲き始めたばかりの百合の花のように、若々しく、みずみずしく清らかなマリア様を讃えています。

3番の歌詞はくすしきバラ かぐわしく 恵みたもう 愛のみ母

「くすしき薔薇の聖母」はマリア様の別の呼び方でもあります。くすしきは「神秘的な」という意味で、分かり易く言うと、普通では考えられないような神様の力、聖霊がはたらいている状態のことです。バラはマリア様を表しています。ロザリオは「バラの冠」という意味ですから、ユリの花と同じように、バラはマリア様とも深いつながりのある花です。かぐわしいはいい匂いのするという意味です。恵たもうはお恵みになる、お恵みくださるという意味です。

くすしき薔薇であるマリア様は、薔薇の花の良い香りのように、わたしたちに慈しみや温かさをお恵みくださるお母様です。

 

アヴェ・マリアのAve”は、ラテン語で「こんにちは」「ごきげんよう」のような呼びかけの挨拶です。昨日一年生が英語の時間に勉強していましたね。日本語では「Ave Maria=めでたしマリア」と訳されていることが多いようです。昔のアヴェ・マリアの祈りでは、「めでたし」と訳されていました。これは「すばらしい」という意味です。神様に選ばれたすばらしい方という意味が込められていて、マリア様を讃えている言葉です。

歌詞の意味が少しイメージできましたか。マリア祭でこの歌詞の意味を思い浮かべながら歌いましょう。

 

 マリア様は身も心も神様におささげして、神様のために生きていらっしゃいました。その姿は私たちの見本となる生き方です。そして神の国に行かれてからは、私たちの望みを神様にお願いしてくださる方となられました。

今、みなさんは自分の目標やマリア様とのお約束を毎日行っていますね。そして、花を1本ずつ束ねて美しい花束になるように、霊的花束として、それを毎日おこない、努力を積み重ねています。この5月はマリア様のような美しい心で過ごし、みんなで心を合わせてマリア祭を迎えましょう。