【聖堂朝礼】責任感
2月の生活目標は「責任感」です。「責任」とはどんな意味か分かりますか。「責任」という言葉を辞書調べると、「自分が引き受けてしなければならない勤め」とあります。使い方としては、「飼育係としての責任を果たす」という使い方をします。
自分が「やろう」と思ったこと、「やってほしい」と頼まれたこと、仕事として「やらなければいけない」ことを最後までしっかり終わらせるということです。
つまり自分にまかされたことや仕事、役割を最後までやり遂げることです。
たとえば、先生の責任というのは、皆さんと授業をすること、みなさんにクラスの中で友だちと仲良く過ごすために指導したり、見守ったりすることを言います。先生がそのことをせずに毎日遊んでばかりいたら、先生としてのやるべきことをしていないことになります。「責任」の言葉を使うと、責任を果たしていないことになります。
「責任」を果たす、「責任」を持つ、「責任」をとるという言葉があります。
「掃除係として責任を持って、教室をきれいにします」などの使い方をします。
責任とは、自分がやることにちゃんと取り組み、最後までやり遂げる事。
例えば、皆さんがクラスで出席係になったとします。
その時皆さんの係の仕事は、教室で出席をとった後、今日のお休みの人数を先生から伺い、職員室に来て、黒板に書きますね。また、あとから遅刻してくる友達がいたら、その数を職員室に書きに来ます。毎日、休まずに行っています。他の係も同じように、決まった作業があったり、その都度先生と相談して行っていると思います。学期の間、自分の係が変わるまで続けることで、やり遂げたことで「責任を全う」したことになります。
その仕事をしっかりやろうという気持ちを持っていることが「責任を持っている」ことになります。
この責任を持っていることが「責任感」です。
係の仕事の他には、自分の「責任」はどんなことがあるのか考えてみましょう。