皆様、こんにちは。晩夏の候、いかがお過ごしでしょうか。聖ドミニコ学園幼稚園ホーム・ページの「園長だより」を訪れて下さり、ありがとうございます。幼稚園がいよいよ始まりました。子どもたちが、嬉しそうに園に来る姿を見て、私も嬉しくなりました。
入園式で、私は子どもたちに「幼稚園にお帰りなさい」と挨拶しました。幼稚園は、私たちの「家」です。出かける場所ではなく、帰る場所だと、子どもたちが思ってくれたら、と思っています。
聖ドミニコ学園幼稚園は通常、縦割り保育を実施しています。ですから、同年齢の子どもが6クラスに分かれますので、子どもから見ると、自分と同じ年の友達は同じクラスに13,4人しかいません。しかし、今の時期は、10月15日(土)の運動会に向けて、横割り保育の時間も多く実施しています。横割りになると自分と同じ年の友達が80人に増えて、4人の教員が80人の子どもに関わります。そして、一緒に活動するので普段のクラスとはまた別の刺激があります。
最近、園庭に出ると、私に対する子どもたちの反応が変わったことに気づきます。夏前は、まだ十分に友達関係が作れない年少さん、年中さんが、外遊びの時、私の所に寄ってきていました。一対一で関わろうとしてきました。今は、年少さんのグループも、出来上がっていて、私も年少さんの「かごめかごめ」に入れてもらって遊びました。私と朝の挨拶も十分に出来ず、独り遊びをしていた子が、「えんちょうせんせー」と声をかけてきてくれて、手をつないで園庭をぐるぐる回っていると、その成長に嬉しくなります。2、3日すると、その子は、仲間を作って遊ぶようになっていました。この急な変わり様には驚きました。保育の仕事は実に奇妙です。子どもが、自分と関わってくれるのを楽しみながら、子どもが自分から離れていくのを喜ぶのですから。
横割り保育では、同じ年齢同士の子どもとしか関わりませんので、縦割り保育の時にある年上の子に対して受身になることが少なくなります。また、年下の子に合わせることもありません。同年齢で競争したり、反省したり、刺戟しあったりしながら、共同作業、集団活動を進めていくと、より一層、言葉の発達、人間関係の発達が促されます。
お彼岸が過ぎると、季節が突然秋になってしまうように、子どもも突然成長します。この素敵な変化に出会うことが子育ての醍醐味なのだと、私たちは思っています。
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