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学園だより       
  こんにちは。園長だよりを訪れていただいてありがとうございます。

クリスマスが近づいてまいりました。幼稚園では、イエス・キリストのご誕生のお祝いの準備が進んでいます。年長の子どもは、誕生の次第を再現する聖劇によってお祝いします。イエスの誕生の出来事が意味するものをひとり一人体感していることでしょう。
 「神が人間としてこの世に、生まれてきてくださった」、「その姿はいかなるものであったか」、ということを受け止めていこうとします。
 イエス・キリストが生まれた時、お祝いに駆けつけてくれた人たちがいます。羊飼いと東方の博士、身分も境遇も全く違う人たちですが、天使、星によって導かれてやって来ます。イエスが生まれた場所は、家畜の住まいであり、神に導かれなければ、とうてい見出すことの出来ない所でした。宿屋は人で一杯だったので、旅の途中だったイエスの父と母には泊まる場所がなかったのです。
 この姿を見ていると私たちにはある思いが湧き上がります。「神なのに、どうしてこんな状況にいらっしゃるのか?」と。
 赤子のイエスを抱く聖母マリアのイメージは、クリスマスのシンボルになっています。このシンボルは、十字架から降ろされたイエスを抱く聖母マリアの姿と重なり合います。すなわち、クリスマスの出来事には、すでに「神の受難」が内在しているのです。この「神の受難の始まり」に目を向けずに、イエスの誕生の意味を悟ることは出来ません。

イエス・キリストは、人間の苦しみに対する「神の応え」です。人間の苦しみの根本的な原因は「神から離れたこと」にあります。イエス・キリストは、私たちと神との切れてしまった結び目をもう一度結わえ直しに来たのです。

どのようにして、イエスは結わえ直そうとしたのでしょうか?クリスマスから始まるイエスの生涯にそれが全て示されているのです。