聖ドミニコ学園幼稚園の保育内容の中心は宗教教育です。宗教教育とは何でしょうか?それは、自分の生命の原点に返ることです。自分がこの世にどこから来て、どうしてここにおり、どこに帰るのか、それをしっかり自覚することが宗教教育にほかなりません。
幼稚園には、お祈りの時間があります。神様と共にいる時間、この時間は、本当の自分と向き合う時間です。歌を歌い、祈りを捧げ、講話を聞きます。
そして、もう一つ大切にしたいのは静けさを味わうということです。
神様は目で見えません、神様の声は耳で聞こえません。
でも、神様は心の目で見えます。神様の声は心の耳で聞くことが出来ます。
私たちの心は、実際に見えなくても、宇宙の果てに心を寄せる事が出来ます。心は宇宙よりも広いのです。神様は、自分とコミュニケーションを取るために、人の心を作りました。その心は無限の可能性に満ちています。
私は以前、この「園長だより」で集中する事について書きました。集中するとは、心を一つにまとめる事です。そして、まとまった心をを見えないもの、聞こえないものに向けた時、沈黙の中にいる神様と語らう事が出来るのです。
私の好きな和歌を紹介します。
闇の夜に
鳴かぬ鴉(カラス)の 声聞けば
生まれぬ先の 父ぞ恋しき
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