「聖ドミニコ学園 中学1年生」石川一郎

[Zoomでのオンラインホームルーム!生徒も先生も笑顔になります♪]
 
皆様、こんにちは
6月になり聖ドミニコ学園でも分散登校が始まりました
オンラインで授業の日と分散登校の組み合わせの学校生活です

今日は、中学1年生のオンライン・ホームルームにおじゃましました
ZOOMのIDを入力して、こっそりと入室させていただきました
といっても、こっそりと入室できないのがZOOMです笑

時間になると一人ひとりと生徒たちが入室してきました
担任の先生が明るくテンションやや高めの声でお迎えをしています
なんかこの感覚けっこういいかも、なんて感じます
教室と似て非なる、しかしオンラインでも何かつながりが感じられる
家にいながらも社会との接点を持てるという

出欠を確認しながら、健康面などの声かけが自然に行われます
ホームルームが何のために本来必要なものなのかがよくわかります
各校でもオンラインになってから特にホームルームの重要性は再認識されています
ZOOMだと一人ひとりが同一画面に登場するのもいい感じです
先生一人のほうを全員向いているのではないので
先生が話している時もお互いの表情がよくわかります

さて、画面が切り替わり、お祈りの画面が共有されました
聖ドミニコ学園はカトリックの学校です。朝は「お祈り」から始まりました
みんなでお祈りを唱えます
そして、朝の挨拶です

担任の先生のお話が始まります
今日の諸連絡をしながら、さりげなく生徒たちの心に寄り添うような言葉が聞こえます
学校では当たり前の光景のホームルームですが、オンラインだと一言ひとことがいい空気を作っています

「何か質問がある人?」と先生からの声かけです
チャットでもミュートを外しても、どちらでもよいと付け加えられます
チャット機能を生徒たちがうまく活用していて
「音声が聞こえません」とか「画面が固まっています」などと適宜入ってきます

学校に飲み物を持ってきてよいと担任の先生から説明が明日の登校に向けてありました
「持っていっていいのは、お水とお茶だけですか」と生徒が手を上げて発言しました
小学校ではそのように決まっていたようで、中学校だとどうかと
なるほど、と先生が丁寧にユーモア交えて回答していました
リアルでなくてもこんなコミュニケーションが成り立つのですね

中学1年生は、昨日の登校が初めてですが
今までのオンラインでのやりとりでいつの間にかクラスが成り立っています
小規模な女子校での日常の生徒と先生の家庭的な関係性が
オンラインになってもうまく機能しています

たいへんな毎日ですが、新しい学び方で何かが確実にうまれているなと感じました

授業も見学させていただいたので、また機会があればご報告いたします
一覧に戻る
PAGETOP