「ドミニコ学発表会」石川一郎

QUIZを盛り込んだ参加型のプレゼンテーションも♪
 
皆さま、こんにちは。
今日は中学2年生のドミニコ学の発表会に審査員として出席させていただきました。
 
発表会は、地元「岡本」を調べて各チーム8分間で発表するというものでした。
各チームが地元を実際に歩きながら、施設によっては事前にアポイントを取って訪問をして情報を収集し、学校に戻って収集した情報を整理して、いくつかのポイントとともに発表の内容を編集しています。
 
今日の私の役割は10チームの発表の後の講評です。
講評の内容をご紹介いたします。
 
「クリスマスプレゼントを好きな人にあげる」ことと「岡本を紹介しよう」ということに何か共通することはないか考えてみましょう。
「え?何、何?」という空気は流れましたが、さすがドミニコ生。仲間とざわざわ考え始めました。
 
そこで解説。
プレゼントをあげるとするならば、いくつかの視点と決めるまでのプロセスがあります。 
まず、プレゼントにはどんなものがあるのか、情報を集める必要があります。
これは岡本のある場所に関して情報を集めることと同じです。
 
次に、集めた情報を整理する作業が必要です。
 
最後は、プレゼントであれば、予算や相手の好みを考えながら何にするか決めます。
岡本であれば、どんな点をどんなイメージで伝えたいかを編集していきます。
 
この情報を、収集、整理・分析、編集という3段階のプロセスを身につけることが、ドミニコ学の狙いなんです。
プロセスは、汎用性があり、物事を考えて表現することそのものです。
思考力、表現力のトレーニングを「見える化」しています。
 
そして、もう一つ大事な視点があります。
それは、プレゼントならもらった人、岡本のプレゼンなら聞いた人がどう感じるか、です。
この「共感」が 得られるかどうかを想像し、自分とは異なる世界を想像する「想像力」を忘れてはいけません。
 
皆さま、よいクリスマスを
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