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『夏休み中の成長』
今年の夏休みは異常な暑さが続き、熱中症による死者や水による事故死など、痛ましい出来事が毎日のように報じられました。日本はいつの間に亜熱帯性のような気候に変化してしまったのだろうかと思われるほど、地球環境の変化を強く感じました。
ところが、このような厳しい暑さに負けていない子どもたちは、イルカと泳いだ感動、自然の中で虫取りを楽しんだこと、シュノーケルで海の中の神秘に触れたこと、家族との楽しい旅行、そしてサマーキャンプに参加したことなどなど、普段出来ない体験をした喜びと、充実した夏休みを送っていることを知らせてくれました。また、お手伝いの大切さについて前号に書きましたが、子どもたちにも、終業式の日に、「お母さんに喜んでいただけるように、たくさんお手伝いをしましょう」と話しました。その約束のお手伝いについては、「毎日、お母さんのお手伝いをいっぱいしています。」と、何人もの子どもたちが誇らしげに報告してくれました。きっと、お母さんと楽しいおしゃべりをしながらお手伝いをし、お母さんを助けてあげられたことに満足したことでしょう。
さて、今年の夏は、特に、第二次世界大戦が終結してから65周年を迎えた記念すべき年でした。八月に入ると、新聞では戦争に関する特集が組まれ、テレビでは原爆に関する特別番組が多く放映されました。いつも機会があるごとに、戦争のない平和な世界になりますようにと祈る子どもたちは、これらの情報を通して、本当の「戦争」の恐ろしさ、悲劇に触れたことと思います。一人の子どもからこんなお便りをもらいました。
「私はこのお盆に改めて戦争のことを知りました。そして、私たちが明るい未来を作らなければならないことに気が付きました。精一杯頑張ります」と。
真剣に平和を願い、明るい未来を作ろうと決心した子どもの心を大切に育てていきたいと思いました。将来の日本の平和、そして、世界の平和のために働くパン種になってくれることを願いながら。
二学期は学園祭、運動会、クリスマス会など、楽しい行事が目白押しです。
今年は特に学園祭の年であり、その準備はもう一学期から始まっています。これらの学校行事では、学年として、あるいはクラスとして、一つのチームとなり活動することが多くなります。この時、人間関係のむずかしさ、チームワークの大切さを体験していくこでしょう。自分ひとりの力では出来ないことでも、皆で協力し、チームでやることによって、「出来た!」「やった!」という喜びを味わうことが出来ます。行事を通して、皆で目標を達成させていくことを学びますが、その喜びこそが、次の目標に向かって前進する原動力ともなるのです。
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