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『可能性を引き出す最高の秘訣』
今年の冬は特別に寒い日が続き、各地で豪雪による被害が伝えられています。寒さに耐えていらっしゃる地方の方々のためにも、一日も早く春の暖かい日差しが戻ってきますようにと願うばかりです。
さて、子どもは風の子、この寒さをものともせず、休み時間は元気に外で走りまわり、友達との楽しい遊びを満喫しています。さらに先日の雪の日は、子どもたちにとっては最高の喜びの日。早速、先生方と一緒になって、校庭やグランドに出て雪合戦をし、少ない雪を上手に集めて「雪だるま」をつくるなど、雪遊びに興じていました。すっかり手足が冷たくなりながらも、とても満足げでした。
こんな生きいきとした子どもたちの内側から、まぶしいような『いのち』のほとばしりを感じます。教育理念にも述べられていますが、子どもたちは「生きたい 生きたい」「伸びたい 伸びたい」と、常に輝くばかりの生命力を持って私たちに語りかけてきています。わたしたちがそんな姿を見極め、深く語りかけ、気持ちを汲み取り、受け入れながら、内側から、いのちに触れた時、子どもたちが持っている無限の可能性を引きだす絶好のチャンスとなるのです。
このいのちに触れ、可能性を引き出す最高の秘訣、それは「ほめる」ことです。こんなほめ方の例があります。「お母さん、Aちゃんの弾くピアノの音、大好き!もっと聴きたいわ」と、お母さんから毎日ほめられ続けて音大に入り、ついにピアニストになりました。「練習しなさい」と言われなくても練習していると、お母さんが喜んでいることに気づき、もっとお母さんを喜ばせたいと思う一心から練習に励み、とうとうピアニストになったのです。
子どもは、ほめられることで自分に自信が持てるようになり、頑張るエネルギーも湧いてきます。
ところで私たちが「ほめる」時、「よかった」「じょうずだった」「頑張った」「できた」など結果を評価しますが、子どもに、「わたしはもっとやれるかもしれない!」という気持ちにさせるようなほめ方、伝え方こそが重要なのです。ですから「できたらほめる」から「ほめればできる」にかえ、結果にこだわらず、見えている事実を肯定的に見て心にとめ、伝えることです。自分自身の力や可能性を信じて認めてもらえた子どもたちは、安心感と自信を持ち始めます。「いつも見てくれている」「自分の可能性を信じてくれている」と感じるあたたかい言葉なら、子どもの心に響くことでしょう。親が思い描く理想のとおりにやってくれなくても、存在そのものを認める声かけをしてください。可能性を感じさせるような声かけができれば、子どもたちは自分の可能性にチャレンジしてみよう!という気持ちになるでしょう。
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