
聖母月
早いにつけ遅いにつけ私たちの心を悩ませる桜ですが、今年は寒い日が続いたせいか、長い期間私たちを楽しませてくれました。でも、桜は疲れてしまったかもしれません。桜さん、ありがとう!また来年も咲いてくださいね!
5月1日はメイ・デー。ヨーロッパではもともとメイ・クイーン、5月の女王を祝う日でした。美しい5月の女王は誰? 古くは美しい少女を女王様に仕立て、歌い、踊り、祝ったのですが、キリスト教が普及するにつれて、一番美しい女王様は聖母マリア様だということになり、5月は聖母マリアに捧げられた月になりました。
学園では幼稚園、小学校、中学・高等学校それぞれに日を定めて、マリア祭を行い、聖母マリアを称えて歌い、彼女の取次ぎを願って祈ります。
聖母マリアは現在のイスラエルの国のナザレという村に生まれ、神の呼びかけに「はい」と答えて、イエス・キリストの母となられた方です。そしてイエス・キリストによってすべての人の母と立てられ、すべての人を守り、祈っていてくださいます。
日本に住む私たちも聖母マリアに守られているに違いないことが、いろいろな符合から感じられます。先の戦争に日本が参戦したのは12月8日、教会では聖母マリアがその母アンナの胎に宿ったことを記念する日でした。そして終戦は8月15日、聖母マリアが地上の一生を終えて天に上げられたことを記念する被昇天の祝日でした。講和条約は9月8日、聖母マリアのこの地上での誕生を記念する日でした。フランシスコ・ザヴィエルが日本に来たのも8月15日、聖母マリアの被昇天の祝日でした。さらに、二百五十年間、過酷な迫害の中で隠れて守り通したキリスト教の信仰を明るみに出したのも、明治の開港によってフランス人のために建てられた長崎の大浦天主堂の聖母マリアの像でした。このほかにもいろいろな話が伝わっています。
今も、きっとマリア様は私たちを心にかけ、祈っていてくださいます。子どもたちと一緒に祈りましょう:「恵みあふれる聖マリア、主はあなたと共におられます。主はあなたを選び、祝福し、あなたの子イエスも祝福されました。神の母聖マリア、罪深いわたしたちのために、今も、死を迎える時も祈ってください。」
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