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学園長挨拶
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夏休み − 自由!
 
  7月の声を聞くと子どもたちの心は、そして大人たちも、夏、夏休み、へと飛んで行きます。休み!自由!
  学校がある間は時間も、する事も決められた中での生活ですが、もう決まった時間に学校に行かなくてもいいし、さて、今日は何をしよう?ということになります。嬉しいですね。自由です。
  ところで「自由」は使ってこそ価値があります。何に使いましょうか?自分が一番良いと思うことのためにこそ使いましょう。では、今、自分にとって一番良いことは何でしょう?やり終えたとき、後悔ではなく充実感が残るもの、いつまでも喜びが残るものは何でしょう?

  ドミニコ会士のピエール・クラヴリ司教の次の言葉を紹介したいと思います。「イエスが福音書の出会いの中で、かくも活き活きと生き、かくも自由で創造者であるのは、何がそうさせているのであろうか?イエスがあのような対話、出会いにおいて人々が自分の価値を発見し、新しく生まれ、新しい生活に入るようにさせたのは、何なのであろうか?私は、イエスが対話の人であったのは、彼が対話から生まれ、神の愛という創造の根本にある言葉が彼の肉体の中を通っていたからであると信じる。彼はこの言葉自体である。
                      ― 中略 ―
  二度に亙ってイエスは福音書の中で神が愛する者として示されている。この、誰かが彼の生の中にいるという強い認識が彼の自由の源泉であると私は信じる。イエスは従属すること、自分を委ねること、この源泉に依存することを承諾する。結局のところ、彼はその愛の源泉があることを認める。この愛の源泉から自分を受けて、彼は自由な人となる。彼は神を神たらしめる。彼は神になりたい、あるいはもうひとつの神になりたいとは思わない」。

  神様は多くの仲介を通してご自分の愛を私たちに伝えていらっしゃいます。夏休みには、子どもたちが広く周囲に目を向けるのを助けたいものです。自分がどんなに両親の、家族の、周囲の大人、環境の愛を受けているかを発見する度合いに応じて、自分が拠って立つところを発見し、自己肯定、安心、安定を得て、自由度が増すでしょう。本当に良いことのために自由を精一杯使う夏休みとなりますように!