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学園長挨拶
学園長写真  
   
創立55周年
 

  今年、学園は創立55周年の記念日を迎えます。1954年  6月11日、学校法人聖ドミニコ学園の設立と聖ドミニコ学園小学校の設置が認可され、小学校は9月1日開校の運びとなりました。まだ校舎もなく、修道院の一隅で始めた小学校に、私たちを信頼して大切な子どもさんたちを送ってくださった保護者のおかげで、聖ドミニコ学園は発足しました。9月に始めたのでしたが、10月には運動会をしなければならないと、当時修道院で英・仏語を学んでいた大学生や高校生、それに、道ひとつ隔てた向かいにあった(今は渋谷の南平台にある)ドミニコ教会の日曜学校の生徒さんたちにも協力してもらって行った盛大な運動会は、今も第一回生の心に残っています。

  このように、本学園は最初から、多くの方のご支援の中に誕生しました。それは今も続いています。学園がモットーとして掲げる「真理」は、抽象的のように聞こえますが、実はこのように、我々は皆に支えられて生きていることを知ることは、真理の大切な部分です。感謝を忘れず、自分も自分の力に応じて周囲に何かをプラスする人間にならなければならないということを自覚し、そのように生きる人を育てたいと思います。真理、本当の自分を見れば見るほど、自分がどれほどの恵みを受けているかを知ります:家族、友人、人々から、歴史の中で、世界の中で、自然から、神から・・・。

  同じく今年、小学校は同窓会の50周年を迎えることになります。彼ら彼女たちもこれを記念していろいろな企画をし、自覚を深めているのは、ほんとうに嬉しいことです。

  学園の創立を記念し、祝うということは、その構成員である自分の使命に新たに目覚めることでもあります。学園の遠い始祖であるドミニコは、スペインの小さな、小さな村に生まれ、ヨーロッパ中を歩き(文字通り徒歩で托鉢しながら行脚し)、イタリアのボローニャでほぼ五十歳の生涯を終えました。私たちひとりひとりの使命は何でしょうか?どこにあるのでしょうか?ますますグローバル化する世界の中で、活躍の舞台は広く、なすべきことは限りなくあります。多くの卒業生が世界に散り、自分らしさを発揮していることは、同窓会報などで窺えます。

  学園の日々が、この55年間の恵みに支えられ、これに応えるものでありますように、どうぞこれからもご支援ください。