
学校行事
二学期はいろいろな学校行事が続きます。9月末には中高校が充実した長月祭を開催しました。今年は台風の心配もなく、暑い日でしたが、改修以来第一体育館のステージ観賞も快適で感謝しています。これから小学校、幼稚園は運動会。遠足もあります。中高校はドミニコ独特の行事、ダンスコンクールで、各クラスが特徴を出したテーマを創作ダンスで表現します。幼稚園から高校まで、成長が行事を通して見事に表れます。
以前、ひとりの高校生が塾に行って驚いたことを報告してくれました。「学校は受験に関係のないことをするから行かないって言うんですよ。行事やクラブやいろいろなことが楽しいのにね・・・」
それにつけても9月4日の日経夕刊の記事を思い出します。作家の柴田翔氏が次のように書いていました。「OECD国際比較調査だと、読解力その他どの分野でも一位か二位を保っているのはフィンランドだが、その年間授業時間は日本より10%以上少ない。」フィンランドは家庭も学校も体験重視の国として知られています。長い夏休みの間に、たいていの家族は電気も水道もない不自由な、しかし豊かな自然の中で生活を楽しむのだそうです。頭だけの記憶、知識は忘れますが、体験に裏づけされた記憶、知識はしっかりと自分のものになります。今、日本の子どもにとって大切なのは、「てまひま」をかけていろいろなことを経験することではないでしょうか?非常に合理的になった社会の中で、「もっと楽に」と探すのではなく、「自分でやってみよう」とする生活ではないでしょうか?その点、工夫を凝らし、時間のない中で集中して練習し、協力するためにその場に応じて自分の考えを主張し、また引っ込め、全体をまとめたり、リーダーを立てたりする経験を沢山積む行事やクラブその他の活動は、人間を成長させる貴重な場です。得た知識が本当に自分のものとなり、自分で使えるものとなるでしょう。
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