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学園長挨拶
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クリスマス

   神は、昔、預言者たちを通して、いろいろな時に、い
   ろいろな方法で先祖たちに語られたが、この「終わりの
   時代」には、おん子を通してわたしたちに語られました。                                                         
ヘブライ1,1-2

 旧約聖書は、クリスマスを告げる書ということができるでしょう。「クリスマス」、「キリストのミサ」、「救い主の祭儀」は、聖書の最初、創世記から告げられていました。

  かれは、おまえの頭をふみくだき、
  おまえは、かれのかかとをかむであろう
。  創世記3,15

 「かれ」とは最初の人祖の子孫、「おまえ」とは、最初の人祖を騙して、神に背かせた、蛇に姿を借りた悪霊を指します。もともと素晴らしい存在として神に創られた霊のうち、神に従うより自分の考えを先にした霊が神に反旗をひるがえし、神に愛されていた人間をも自分の陣営に引き込もうとしました。そのために、神を疑わせたのです。「神様があなたがたにあんなことをおっしゃったのは、自分だけが何でも分かっていて、あなたたちには分からせたくないからだよ。背いても死ぬことなんかないよ。」そして、人間は神を疑い、悪霊に信頼しました。  
 しかし、あくまでも最初の愛に忠実でいらっしゃる神は、長い長い年月をかけて人間に語りかけ続け、どうしても人間を幸せにしたいご自分のご計画を成就するために、救い主をお贈りくださいました。その方が、みすぼらしい夫婦の赤ちゃんとなっておいでになるとは、誰が想像できたでしょうか? 神様のなさることは、いつも私たちの意表をつきます。

 クリスマスは、神に対する私たちの信頼を回復させるときです。人間がなすべきことはすべて、人間の代表となったイエス・キリストが成就してくださいました。私たちひとりひとりに残されているのは、このいつくしみの愛の神への信頼です。これだけはひとりひとりの自由に任されています。神への信頼を取り戻す、よいクリスマスとなりますように! クリスマス、おめでとうございます!