おそかった紅葉が見事に輝いた3日後、夜半に木枯らしが吹き荒れて、翌朝登校した子どもたちは一面に落ち葉の絨毯になった中庭に大喜び。寸暇を惜しんで走って行っては、かけあったり、転がったり・・・「数年前までは焼き芋ができたのに」と、できなくなったことに名残を惜しんでいる大人の心を慰めてくれる喜びようでした。こうして今年も冬がやって来ます。
12月の声を聞くと、キリスト教であろうとなかろうと、心はクリスマスです。この期間を、キリスト教国では、「神がいらっしゃる(アドヴェントゥス)」のを意識して、お迎えする心構えをします。
2000年余り前、神は人間の姿をとって、キリスト(救い主)としておいでになりました。そのキリストは、私たちの世界を去られるとき、世の終りに「再び来る」と約束なさいました。
最初に、赤ちゃんとしてユダヤのベツレヘムにおいでになったとき、ほんのわずかな人しか礼拝に行きませんでした。どんな人でも身構える必要なく近づける状態で、私たちを天の父の国に連れて行くお仕事は始まりました。
私たちは、神を意識すると、なかなか自分から近づいて行けませんが、神が近づいて来てくださいます。赤ちゃんとしておいでになった降誕の日を想起しながら、終りにもう一度いらっしゃる神のおいでを準備し、待つこの期間、「いつ」いらっしゃるかわからないお方を、楽しみに待つことのできる人は幸せです。私たち皆を父の国に連れて行くために、人間にわかる言葉で話し、見える形で働いてくださった救い主を思いながら、よく準備して、おいでになる神を待ちましょう。
なお、例年のように、12月24日は20時から約1時間余り、学園の聖堂でクリスマスミサが行われます。別に申し込みは不要です。ご希望のかたはどうぞおいでください。